昭和十七年八月十一日2020年04月13日 17:35

八月十一日  

 朝は少し曇ってゐたがまもなく一点の雲もない快晴になった。ランニング一枚になって姉と短棒投げをする。中々うまく投げられない。日がかんかん照ってゐたけれど時々ひやっとした風が吹いていい気持ち。





 午後洗濯をし、物干にかけて置いたら一時間半位でかはいてしまった。


  淺間がちっとも煙を出してゐないので近いうちに爆発すると言ってゐたが、知らない間に(残念!)爆発したらしく、見たときは大きなうす茶の煙が大きくひろがってこっちへおほひかぶさって徐々に流れて來た。そして灰がサラサラ音もなく降って來た。さうたうの降灰だった。




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