昭和十七年七月二十三日2020年03月14日 16:08

七月二十三日  
 お庭でモンチャンに色んなポーズで寫眞をとってもらった。  
早御晝食べてモンチャンを駅に送りに行く。電車はさうとう遅れた。電車が出たらアロハオエを歌はうと言ってゐたが、いざ發車したら何だか恥かしくなってやめた。モンチャンたら、気取って胸のあたりで手をこちょこちょ振ってた。  
 それから約束の瀧へ行く。皆「オマンジュオマンジュ」と張り切って行った。ところがところが、食べてみたらおまんぢゅうではなくて、もち米を丸めたのに、甘くもなんともない黄名粉がかけてあるだけ。ぢいさんは、甘すぎれば塩をやるよと言ふ。ペテンにかゝった様だ。  
 下へ降りてブランコに乘って遊んだ。




コメント

_ イノリン ― 2020年03月14日 16:14

母はこのモンちゃんのこと好きだったのでは?と思う登場の多さだ。今となっては確認できないのが残念。笑

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